縄張り(テリトリー)
公共交通機関を使っているときに、よく思うことがあります。
席が空いているときは。なんとも思わないのですが、混んでいるときによく感じることが。
それは、座っているときに発生する、隣の人との縄張り(テリトリー)争い。
私は、そんなに体が大きくはないので、座席から体がはみ出すことはあまりありません。
でも、例えば電車など座席の幅が狭い場合、隣の人の肩や肘があたり、とても気になることがあります。
神経戦
そんな時は、どうするかと言いますと、
まず、座席の境界を確認
自分の縄張り(テリトリー)に隣の人が侵入してきている場合は、姿勢を変えるふりをして、相手の肩や肘を押し戻します。
これは、あくまでさりげなく、かつ、慎重に行わなければなりません。
「姿勢を変えているだけだよー。あなたがはみ出しているのを、押し戻しているわけではないよー。」という感じで行います。
相手を押し戻し、テリトリーの防衛に成功しても、再び侵入してくる場合があります。
この場合も、慎重に同じことを繰り返して相手の侵入を阻止し、テリトリーを防衛します。
こうした神経戦を繰り返すのです(笑)。
専守防衛
この場合、相手に「ここからこっちは、私のテリトリーだよー。あなたのテリトリーは、そこまでだよー。」とわからせるため、積極的な反撃を行うことがあります。
しかし、これはあくまで防衛行動の一環としての行為であり、防衛行動の範囲を逸脱してはいけません。
そうでないと、大規模な紛争に発展する可能性があるからです。
そう、専守防衛に徹するのです。
先制攻撃
何度も侵略行為が行われると、だんだんと精神的に疲労度が増してきて、こちらから先制攻撃を仕掛けたくなることがありますが、これはいけません。
いたずらに、わが方の精神的戦力、ときには身体的戦力を損耗することになります。
もっとも、小心者の私にはそんな大胆なことはできませんが・・・。
などと、こんなどうでもいいことに、神経を使いながら電車やバスに乗っているものだから、目的地に到着するころには、疲労が。
日本の防衛
みなさんは、こんなことに気を使ったりしたことはありませんか?
それとも、こんな風に神経をすり減らしているのは、私だけ?
人の見えないところで、こんな地味な戦いを繰り返し、テリトリーの防衛に日々、邁進しているわけですが、日本の防衛も同じなのだろうか?などと余計な想像をしたりしております。
ところで、この記事を書いているのは、実家へ帰省のため高速バスの中なのですが、今まさに侵略からの防衛を行っている最中なのです.
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